- 2008-08-25 (月) 6:00
- Review
なんなんだ?この映画…
見ていてまず気付いたのが、人物の描写のやる気のなさ。その一方で、戦闘機などの描写がやたら緻密なこと。全然、人物の身体的特徴にフォーカスが当たっていない。どうでもいいらしい。
次に思ったのが、気持ち悪いぐらい繰り返されるシーン。タバコばっかり吸ってる。すったマッチは折る。ビールを瓶ごと吸う。新聞を折りたたむ癖。少し違うような、全く同じような。そんないくつかのシーンの繰り返しを繋げたような映画で、ちょっとクラクラした。
この映画では、繰り返しと、その繰り返しの間の微妙な差異、その二つからだんだん「世界の設定」を理解していくので、中身はあえて言わないでおこうと思う。実を言うと、この日見る映画2本目、お昼をバカ食い、ビールがぶ飲みしたおかげで、前半はうとうとしてたんだけど、だんだん目が冴えて、引き込まれていった感じ。
多分、この映画は難しいと思う。もう一度見たい。見れば、なんか理解できるんじゃないか、そんな気がする。
ただ、一つ思ったのは、なんていうか、あまりにも、鬱陶しいぐらいに自分たちが的確に描写されてるような。
子供でいたいけれど、子供でいる限り大人には勝てない。大人のゲームに組み込まれているコマに過ぎないから、勝てない。/毎日に厭いてるくせに、抜け出したいくせに、子供でいることを抜け出す気合いが足りない。ほんの些細なことなのに。
平気で「僕は子供ですから」という。でも、本当の子供は自分を子供だなんて言わない。「子供じゃないもん><」とは言うことがあっても、「僕は子供ですから」だなんて絶対言わない。その意味では、キルドレは子供では決してない。大人になれないのではなく、大人にならない、大人になることを拒否してるだけにも思う。死なないんではなく、死ねない、死ぬことすら決断できず、「繰り返し」を生きるしかないダメダメな存在だ。たぶん、それは僕もそうなんだろう。
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帰りの電車で思ったんだけど、数人の登場人物以外覚えてないコトに、びっくりした。「~してたやつ」という思い出し方はできるんだけど、顔も名前も覚えていない。ヤバい。傍から見たら、僕もそうなのか?この映画の登場人物みたいに「のっぺりとした」存在なんだろうか…
どうせ同じ日常の「繰り返し」。でも、ほんの少しでも違う「繰り返し」を繰り返しているのなら、多少の意味はある…のかなぁ…。
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まぁ、これらが単なる深読みだとしても、またもう一度、見たい作品だなーと思います。DVD買おうっと。ちょっと安くしてほしいなー
お盆休み中に消化しておきたい映画まとめ – www.be-styles.jp 2本目制覇。あとはもう無理だな…ぽにょは金曜ロードショーで見よう。
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