兵庫県の井戸知事は、11日、和歌山市で開かれた近畿ブロックの知事会議で、関西経済をめぐる議論のなかで「関東で震災が起きればチャンスになる」と発言し、 適切な発言だという指摘が出ています。
これは、11日、和歌山市で開かれた近畿や周辺の10の府県の知事らが出席した近畿ブロック知事会議で、兵庫県の井戸知事が発言したものです。関西経済をめぐる議論の中で、井戸知事は「東京の一極集中を打破するための旗をあげなければならない。関東で震災が起きれば東京はダメージを受けて、これは、チャンスになる。これを生かさなければならない。そのための準備をすべきだ」と述べました。井戸知事は、さらに「関西が、首都圏で災害が起きたときに引き受けられるよう、機能の強化を図るべきだ」と述べました。
from: 痛いニュース(ノ∀`):「関東で震災あれば、東京がダメージ。これは(東京一極集中打破の)チャンス」…兵庫・井戸知事の発言に、「不適切」の指摘
チャンスというモノの言いようを除けば、全くの正論ではないだろうか。僕だって今は東京在住だし、震災なんか起こったら困るが、それは十分ありうることで政府としては当然対策をしておくべきことだ。
サーバーの世界には「冗長性」という言葉があり、設備や機器を重複させてサーバーを運用するのは常識的なことだ。1台のサーバーにHDDや電源が2個以上あっても、何事もなければ無駄になる。しかし、何かがあったときの損失は無駄なHDDや電源の調達・維持コストをはるかに上回る。一極集中は経済的なメリットはあるけど、冗長性に欠ける。
井戸知事の発言は、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県の知事として、首都圏での災害に備えた関西での態勢の整備が必要だという考えを示したものですが、不適切な発言だという指摘が出ています。
確かに一見「震災を受けた県の知事が軽々しく…」ととられる発言だが、逆に言えば一極集中の怖さを体感したのだろう。また、災害での壊滅から再生する過程でしかできないことも知り、チャンスは不幸の裏返しなのを感じたのかもしれない。
まぁ、なんというか、ひとつの失言で大事な論点がそらされてしまうのは困るということだ。別に自分が震災に巻き込まれて、兵庫県が首都になって欲しい…などと願っているわけではない。兵庫県知事が、「チャンス」という語彙しか思いつかないようなちょっとさびた脳みそしか備えていなかったのは遺憾なことだ。
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とはいえ、2chの反応を見て
おまえは全関東人を敵にした! → なに狭い日本でいがみ合ってんだよ
震災のときボランティアしてあげたのに>< → んなもん、お互い様。「…してあげる」って言う考えの半分は偽善でできている。何もしないよりはいいと思うけど
と思わんでもない。別に批判する気はないけど。
僕だって、あの地震で目が覚めたときはちょっとハイテンションで盛り上がっちゃったしね。大阪のTV局が「壁にヒビがはいったYO!」的な第一報を流したのをみて、
むちゃくちゃ揺れたんだなー
おもろかったー
ですとろい~(ィェァ!
とか兄弟でしゃべってた。さすがに、TVで神戸の映像が入ってきたときは絶句したが。神戸から登校してきたやつがいたときマジでびびった(当然電車がないので途中まで歩いたらしい)。おまえ、こんなときぐらい休めよ…
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MEMO1:
経済的なメリットを追求して、目先の冗長性を削り、知らず知らずのうちに既存の環境への依存度を高め過ぎてしまうと、外的なショックに対して非常に脆弱になる。
MEMO2:
- チャンス、好機{こうき}、機会{きかい}
・How often do you get this chance? : こんな経験、めったにできないよ。
・There’re no second chances in this game. : これは真剣勝負です。
・You’ll get another chance. : また機会はありますよ。
・This is my chance to escape. : 今が逃げるチャンスです。/このすきに逃げよう。 - 《one’s ~》出番{でばん}
- 可能性{かのうせい}、見込み{みこみ}、目途{もくと}
・There is a chance of serious injury. : 重傷の可能性がある。
・(There is) no chance of that happening. : そのようなことが起こるはず[可能性]はない。 - 〔悪いことが起こるかもしれない〕危険性{きけんせい}
・I don’t want to take any chances. : 危ない橋は渡りたくありません。 - 勝ち目、勝算{しょうさん}◆複数形で
- 偶然{ぐうぜん}、幸運{こううん}
日本人は「チャンス!」も「ラッキー♪」も似たように使うけど、4 みたいな意味もあるんだねぇ…。とはいえ、"(いい意味での)機会・可能性"というニュアンスは避けられないから、やはり使うべきではなかったのだろう。
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