- 2008-12-08 (月) 22:50
- Review
新西遊記〈上〉 (講談社文庫)
陳 舜臣
講談社(2008/11/14)
価格:¥660
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いきぬきいきぬき。…と思って買ってみたが、中学生ぐらいのときに読んだ記憶がある。あのころは、司馬遼太郎よりむしろ陳舜臣のほうをよく読んでいて、それをきっかけに漢文も読むようになったぐらいだったから、読んだことがあってもおかしくはないが、余り覚えていないぐらいなので金を損した気分はまったくない。そんな昔の本を今回あらためて書店で目にできたのは、新装版になったからだったっぽい。
ほとんど西遊記の話はなくて、西域旅行の話や歴史の話と脱線ばかり。だがそれがとても面白い。よくもまぁ、コロコロとネタが沸いてくるものだ。八戒が連合艦隊指令とかいいだすから、電車の中で少し吹いてしまった。本当に、生の火焔山も見てみたくなってきた。
小学校1年のときの誕生日プレゼントが4巻本の西遊記だったのは、今でもよく覚えている。だから、何をいまさら西遊記、って感じなのだが、こんな本はイイ。記憶の中のストーリーが弾けて、新しい興味を掻き立ててくれる。2日間の通勤時間でぶわーっと読んでしまった。
あーそうそう。これに興味を持てたなら、中島敦の沙悟浄系のお話もぜひ読んでほしいかな。青空文庫で読めるはず。個人的には、山月記よりもこういうほうが好き。
作家別作品リスト:中島 敦 <http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person119.html>
A. 答えは4人(4匹)。馬も入れてね!ラストでもちゃんとご褒美に官職をもらっているし、れっきとしたお供です。わたしゃ、3人だと答えてしまいました。本書中の三蔵の馬がもとは竜だったのも、ちゃんと下敷きとなる話があったという見方も面白い。
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