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派遣会社はもっと積極的に社会的責任を果たすべきなのではないだろうか

西日本の大手家電メーカーでは、派遣労働者が正社員と同じ食堂で昼食を食べることすら許されない。「なぜこんなことをするのか」。(注: 派遣会社の)社員は不満を募らせるが、契約を打ち切られるのを恐れ、メーカーに抗議することはできない。

痛いニュース(ノ∀`):“派遣は、正社員と同じ食堂でメシ食うな!”という大企業も…派遣大手「路頭に迷う派遣社員救えず、つらい。切ない」

考えたんだが、派遣会社ってなんのためにあるんだろ。そりゃ、雇用の橋渡しという役目はわかるが。

なんというか、「派遣社員が正社員と一緒に社員食堂でメシを食えない」というのは分からんでもない。社員食堂は正社員の福利厚生だったりするから。社員でもない人に、安い社員食堂をガンガン使われたら、会社だってしんどいだろう。

逆に疑問に思うんだが、派遣会社は派遣元の会社に対して

「同額の福利厚生費を支払うから、ウチの社員(派遣社員)にも社員食堂を使わせてやってくれ」

とかという交渉はしないんだろうか。それで済む気がするのだが。それすらも「約を打ち切られるのを恐れ、メーカーに抗議することはできない」のだろうか。

そもそも、派遣社員の給料を派遣会社がピンはねする正統的な理由ってなんだろう。もちろん、バックオフィスの維持費やサービスを提供する固定費用というものはあるが、そこから一歩踏み出して、

  • 継続的に雇用を提供する責任
  • (契約)社員の再教育による雇用のミスマッチ解消への貢献
  • 派遣先会社との折衝、派遣社員の権利保護

なども、派遣会社の「質」のものさしにしてもいいかも知れん。

こういうのは下手に法で縛るより、すべてを白日にさらして経済競争をさせるのがいい。けれど、派遣会社を選ぶ基準としてそういうモノを聞いたことがない。
(僕は派遣会社を利用したことはないので、そのせいもあるかも知らん。だってさ…ピンはねされるぐらいなら就職口ぐらい自分で探すわwww 言いたいことぐらいちゃんと言える立場と実績は常に確保しておきたいもんだ)

たとえば、ちょろっと何社かのホームページを見てみたのだが、リ○ルートなんかは福利厚生・スキルアップについてがすぐ目に付くところに書かれていて印象がいい。実際のところは分からないので、よく調べたほうがいいが。

逆に、信頼度ランキングNo.1のパ○ナはそういう情報がWeb上でぱっと見ただけでは見当たらず、かわりに「有効な人材活用のご提案」などという文言が目に付く。どっちを向いて仕事してるかを感じさせるなぁ…。僕なら正直、パ○ナはやめておく。たぶん、ピンはねした分を、知名度を上げる広告にでも使っているのだろう。

ア○ァンティというところは、業務内容についても詳しい感じで悪くなさそうだ。でも、福利厚生は「フォローアップ体制」のページでも、7項目中7番目。まぁ、きっとそういう扱いなんだろう。

etc、etc…

はっきりいえるのは、どこもはっきりと明確な数字で「わが社は仕事もとってこれて、待遇もいい!」と主張する会社はなかった。

まっとうな人間なら、自分が就職する会社がどんな会社か、できうる限り調べるだろう。給与待遇はともかく(w)、やってることがブラックではないかとか、規模、年商、業務内容、社会に対する貢献度とか。人材派遣会社に登録することは、その会社へ就職することなんだから、もちろん明確な数字として知れることは知っておくべきだろう。

たとえば、「売り上げに対する派遣へ支払われる額の割合」などを知ることができれば、企業の「質」を図るいい目安になるだろう。
登録者への職場紹介数や(安定的か、数量的に十分か)、
紹介された場合の勤続日数(長く居れるに越したことはないだろう)、
紹介される業種(強い分野、弱い分野を知る)
などの質・量双方の実績データもできれば公開してほしいものだ。

つまり、派遣社員になるって、その派遣会社に就職するようなもんだろ。
ちゃんと会社選ぼうぜ。
…というか、そういう意識が低すぎるのが、今の惨状なのかもしれない。
ならば、派遣社員自身にも責任の一端はある。

— >8 — PS — >8 —

先日、

できれば、派遣社員だけの待遇を改善して、

正社員: 企業のコアメンバー。企業の業績と連動した給与体系(安い月給と大きなボーナス)。長期安定雇用(だけど最悪の場合、企業と心中ということも)。

派遣社員: 企業のサブメンバー。解雇のリスク・福利厚生が薄いなどのハンディはあるが、雇用されている間は正社員より月給が高い。短期的・不定期な雇用。

という役割分担が出来れば、悪くはない社会ではないかと。

正社員と派遣社員の役割分担 – www.be-styles.jp

なんて書いてみたけれど、実際支払われる額としては 正社員<派遣社員 になることも少なくはないそうだ。じゃぁ、ちゃんとお金は払われているわけだ。なら、なぜ派遣社員の立場が改善されないのだろう。

少し、派遣社員、派遣会社について興味がわいてきたので、引き続きの課題にしようと思う。基本的なベクトルとしては、

派遣会社ってピンはねしてるだけで何もしてないんじゃね?

という疑いを持って。

これをいい意味で裏切ってくれる事例に出会えたら、日本もまだ捨てたもんじゃないなと思えるんだが…。

  • >派遣社員の生活に責任を持つ組織がいないのです。

    これは本当に同情します。
    最低限のことは自分ですべきですが、(むしろ甘えるな!)
    まったく保証が無いのも、労使の力関係から言っておかしいと思います。

    ただ、こういう労働者を商品として扱う制度が現実にあるのですから、
    立ち向かうことも大事です。
    その一歩として、「派遣社員自身が自分を高く売ることについてもっとセンシティブになる」ことが肝要なのかなぁ、と思う今日この頃です。
    長期的には、諸法との整合性を睨みながら、労働法制の枠組みのなかに契約社員の位置づけを明確に盛り込むべきです。

    じゃないと、奴隷と大して変わりませんよねぇ…
  • どうかん
    はじめまして。派遣先企業は事前に派遣されてくる人を面接できません。どんな人でも受け入れなければならないのです。無理なら切る。これ常識です。あまり無能な社員を送ってくる派遣会社は出入り禁止になるので、一生懸命です。でも、派遣会社にとって、派遣労働者は自社社員というより、商品です。
    派遣社員の生活に責任を持つ組織がいないのです。派遣先にとっては商品で、派遣会社にとっては、法律で派遣先の雇用が無くなれば解雇してもよいというのが常識となっています。小資本で、大人数を派遣すればするほど儲かる仕組みは娼婦の元締めと同じなんですが・・・・。
    派遣制度は意味がないとは言いませんが、現状では、憲法にも抵触する事態であることは間違いないでしょう。
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