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さすがだなぁ、ほりえもん。

  • 2009-01-07 (水) 0:33
  • Diary

昨日のブログで、ドラゴン桜の紹介をしたのですが、この本が出たとき正直やられたなーと思った。丁度受験シーズンでもありますね。前にリクエストもあったので、私が受験したときの話をしましょう。

教えてやる東大は簡単だ!(by ドラゴン 桜)|六本木で働いていた元社長のアメブロ

たぶん、基本的に機転が利いて賢いんだろうな。難題に取り掛かる前に、難題の分析から取り掛かるのも、ちょっと性格がうかがえて面白い。こんな人がせっかく面白いことをしてくれたのに、それをよってたかって潰すんだから、日本はだめぽ。ま、確かに悪いところもあったけどさ。

それはともかく、実は僕は現役のころセンター試験で大失敗をしてしまい、逆に起死回生をかけてセンター試験の配分の少ない東京大学を受けましたことがあるのですよ。まぁ、結果は失敗の上塗り。ホリエモンとは違い、日ごろの成績は悪くなかったんですけど、逆に苦杯をなめたわけです。

丁度受験シーズンでもありますね。誰もリクエストしないけれど、僕が受験したときの話をしましょう。「天国への近道は、地獄への道を熟知することだ」みたいな事をルネッサンス期のエロい人も言っていたので、だれかの役に立つこともありましょう。


東大受験は英語がキーポイントなんです。まあ、東大に限った話じゃないけど。で、英語の勉強法なんですが、ずばり単語の暗記です。単語さえ読めれば文脈を想像できますからね。文法なんてクソ食らえです。

僕はまったくの逆で、単語を覚えるのが大嫌いでした。覚えるときは、単語自体というより、いろんなきっかけを総動員して覚えていました。

「ex- は外へ…」「of はoffっぽい使い回しもあるんだなー」とか、
「この単語は昔読まされたあの文章に出てきたなー、どんな内容だっただっけ…」とか、
「ぁー、これ、この前の授業で黒板の左上のほうに先生が書いてた!」とか、
「単語帳の真ん中あたりに書いてあったような…」とか、
「綴りわかんね…問題のほかのところに書いてないかなぁ…」とか。

まぁ、それでもなんとなくいい点とれてたんですけど。一番大きいのは本をよく読んでいたので、「あ、この文章、日本語訳を読んだことある」ってな感じで解けてしまったりしたことかな。たとえば、K大の問題文を読んで、「なんだこれ、ポパーじゃん。原文ってこういう感じだったんだー」とか。

だから、東大の問題とか超苦手なんですよ。
開始直後から終了まで、脳みそフル回転で、とにかく速度重視じゃないと解けきれない。
結局、そういう時って記憶をたどる時間どころか、問題を読んだら脊髄反射で知識が返ってこないといけない。僕のやり方じゃ、まったく歯が立ちませんでした。

結局、1年浪人して東大とは対極的な大学の経済学部へ入ったのですが…

その大学ときたら、英語の試験2時間で、たった大問3個しかないわけですよ。
当然時間が余るので、寝ます。寝ると、5分か10分で起きます。起きると、「んあー、あそこの訳、こっちのほうが素敵だなー」と消しゴムで消して書き直します。その繰り返し。

原文の意味はあんまり分かってません。とくに、小説のほうは。一生懸命知ってる単語から情景を思い浮かべて、「俺だったらこーやって書く!」という感じで文章を作っていました。でも、あとで予備校の回答例と比べてもあんまり違いがなかったです。

でも、文法解釈はハズしちゃだめだよ。文法を分かった上で、いかに美しく訳すかが大事だと僕は問題に感じた。だから、そこは「文法はキッチリ解釈できてるで!」と、文法的に難しそうな急所だけ正確にちょっと直訳臭く書いて小悪魔的にアピール。少しコスいか。

数学は諦める。最初方部分点かき集め。そして、ひらめき一閃で一問いただく。(僕のころなら、文系なら部分点かき集めて5問中1.5問~2問完答が目標といわれていた)

当日はある整数問題の解答がたった2行の証明で済むのを発見したら、安心して最後まで寝ちゃいました。合格ライン近辺なら1点未満の間に何十、何百人もいるわけで、そのなかで20点ゲットはとても安心です。感じるんだよ、解答に至るシャイニング・ロードを!

あとは…地理・歴史はヲタクだったし、国語は…よくても悪くてもどうせたいした差にはならない。よく寝たおかげで、ぜんぜん苦痛じゃなかったし。

ゆっくり思い出す時間すらくれない東大と、寝る時間たっぷりのK大。なんとまー、双方の試験問題の性質の違うこと。1年間で痛感しました。
(ちょっと大げさだけどね。ほんとは色々細かい違いもあるのさ)

こんな話じゃ実がないので、受験生の方々にひとつだけアドバイスできるとしたら…ひたすら過去問をやれ。過去に出た問題は近い将来にはでないだろうので、あまり意味の無いことのように思う人もいるでしょう。実際、あんまり意味がないと思うので、やりたくない人はやらないでよいかと。でも、過去問をひたすらやる意味はないこともないわけで。

  • なんとなくこの科目で何点、あの科目で何点という感じがつかめる。
    → 試験2日間全体の得点獲得のプランニングが可能
  • なんとなく受験する大学の出題傾向(性向・嗜好)がつかめる
    →迷ったときに正解のにおいがする

まぁ、終いには問題文越しに出題教官と話ができるようになりますよ。

「これはあれやろ?ふふん、わかっとるわ」
「ここをわざわざこう書いた意味、分かるやろ?察してや!」
「計算の仕方は分からんけど、こういうカンジで解くんやろ?…ちょっとはわかったんやから、20点中3点でええから頂戴な」
…みたいな。

でも、これは僕の場合で、東大ならほりえもんみたいにやるのがきっと近道だと思う。要は、それぞれの大学に応じたやり方があるということ。だから、まずじっくり向き合って相手を知ることかなぁ。もしかしたら、大学だけでなく、各個人にあったやり方があるのかもしれない。

そのためにも、志望校は早めに決めること(なるべく好き嫌いや興味で)。そして、長く付き合うこと。つぎに試験期間に入ったら、多少センターでこけたぐらいでは、心を折らないことです。なれない大学を受けて撃沈すると力を出し切れない。次につながる教訓も得られません。

押しの一手で、相手の大学のハートを射止めましょう♪俺がはいらんかったら、だれがはいるねん!的な勢いで。

Good luck !

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