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クルマすら買えない若者。

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世界の新車需要が同時崩落した2008年、日本も1980年の規模まで市場が縮小した。このところの日本の持続的な需要減は、少子・高齢化の進展や、若年層のクルマ離れなど複合的な要因による。

このうち「クルマ離れ」については、若者の消費の多様化や、魅力的なクルマの不在といったことが指摘されてきた。だが、昨今の雇用情勢の悪化を見ると、実は「購買力」が大きな問題であることが浮き彫りになる。「クルマなんてとても手が届かない」という若者が増えているのだ。

若者のクルマ離れ、その本質は「購買力」の欠如:NBonline(日経ビジネス オンライン)

「最近の若者はネットばかりでクルマに興味を持たない」といったトンチンカンな意見が出てくるよりはいいかなぁ…

確かにクルマを欲しくない人も増えてはいる。特に若年層では、少子化+都市集中でクルマを必要としない層は増えた。とはいえ、まったく欲しくないわけではなく、色んな理由をつけて「要らない」と合理化している部分も多いのではないか。いわば、"すっぱいぶどう"という奴である。

  • (都市部だと)維持費が高い
  • 給料が安い
  • 趣味の多様化
  • クルマにステータス性を感じない(今は携帯電話だったりするそうな)
  • 都会だから要らない
  • エコじゃないから要らない

どれも確かに一理はある。だから、ウソではないんだけど、全部が全部本心かといえばどうなの?とも思う。

ただ、本質的にはこれも広くは「購買力」なのかも知れないが、

ローンを組めないこと。コレは大きい。金利が低くていくら高い月給をもらっていても、ハケンでは職が安定していないからローン組めない(かもしれない)し、最初から購入を諦めざるを得ない。貯めてから買うという手段もないことはないが、人間なかなかそんな都合よくできてないわけで。なんか日本の「階級化」を感じざるを得ない。車が買えない「階級」が確実に増えている。

あと、"すっぱいぶどう"のなかでも、都市の一極集中は大きな要素だと思う。都市の一極集中 → 交通インフラが整う・車の維持費が高騰する → クルマ離れ という流れがあり、もう一方に クルマ離れ → ステータス性の低下(+趣味の多様化) → いっそうのクルマ離れ というもうひとつの流れが、クルマ離れを加速させている。逆に、地方では商店・病院などの社会的インフラを支持できなくなり、広域をカバーするために大型化、それにともないクルマはますます欠かせないものになっている…が、肝心の経済も持ちこたえられなくなっているので"軽で十分"というこれまた"すっぱいぶどう"論で片付けられてしまう。

こうも問題が複合的になっていて、私企業で何とかできるレベルではなくなると、やはり「国に先導してもらうか」or「そのまま地盤沈下するか」の2者択一になってしまいそう。

問題というものは際限なく大きくなり、いずれ爆発するのが本質であるらしい。自由で開かれたチェック機能によって、問題を小さなうちに潰してゆくというシナリオは夢想であるらしい。僕は自由主義的政策を支持したいが、そもそもその根本が危ういらしい。クルマ産業なんて潰れればいいじゃない?とも思うけど、ソフトランディングできるに越したことはない。結局は、ソフトランディングのためにどれぐらいのコストを支出できるか、という問題が焦点になるのだろうか。

クルマを買って維持できるなら、プジョーの207CCが欲しいっす(=w=ノ
いやさ、オープンカーって好きなのさ。

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