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家庭教師の心得。

「分かりやすい教え方」の技術(ブルーバックス) 「分かりやすい教え方」の技術(ブルーバックス)
藤沢 晃治
講談社(2008/12/19)
価格:¥840
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この本では、何かを教える人を「先生」、何かを教わる人を「生徒」としている。なので、職業教師のためだけの本ではない。この本の定義する「先生」ならば、この本を必ず読んで、この本に書かれてあることを心がけたほうが良い。

「分かりやすい教え方」の技術 – 発声練習

ちょっと興味アリ。まだ本は読んでないけど、また今度家庭教師をやるはめに陥りそうなので、要約に準じて少しだけ反省してみようかと思う。"心構え"は飛ばしちゃうけど。

  • 生徒のレベルにあわせよ
  • 「目標」を明示せよ
  • 「魔の挫折地帯」を認識させよ
  • 目標を分解せよ
  • 「腹八分目」を守れ
  • 褒めて伸ばせ
  • 「反復」と「映像化」で脳に刻み込め
  • 「与える」よりも「引き出せ」

 

生徒のレベルにあわせよ

 

いきなりだけど、これは難しい。僕の場合は、授業時間が1日3時間×2日間だったので、ほぼ絶望的だった。小論文の課題の説明を終えた後に、実は生徒さんが初歩的な漢字が読めないことに気づいた、それぐらい。

昔、妹に数学を教えていた時も、「わかる?」「うん」「ここまでいい?」「たぶん」「ほーら、おわり!簡単やろ?」「途中から分かってなかった…」「(=△=;」という状況が多々あった。

ぶっちゃけ、「自分が何を分かって、何を分かってないか、それが分かっていない」ことが多いんだよね。生徒の理解度を的確に診断できるメソッドを、事前に用意しておかないと、うまく教えられる可能性はかなり低くなる。

 

「目標」を明示せよ / 目標を分解せよ

 

2つの方法をまとめてみた。要は、「小論文を書く」という課題がある時、

  • どの程度の完成度を目指すべきか
  • それにはどのような知識・方法を知って、使いこなす必要があるか

ということを具体的に教示しろってことだよね、きっと。僕は、

  • とりあえず400字埋めろ。埋められたら合格
  • 思いつくことを箇条書きにして、「第一に…。第二に…。」と連結しろ

と言ってみた。高校受験の小論文なんて、そりゃ上を見りゃキリはないが、キチンと400字埋められたら十分御の字だろう。そしてそのメソッドとして、「箇条書き→整理して接続詞で連結」という方法は安直だけど効果的。

実際、生徒さんの方も何となくできる気になってくれたらしく、制限時間一時間のところを2時間かかりはしたが、人生初めての小論文を完成させることができた。できあがりも…稚拙だけど、結構格好がついたもので、本人も嬉しそうだった。

 

「魔の挫折地帯」を認識させよ

 

これはよく分らなかった!

ただ、まず僕が教えたのは、「勉強っていうのは、がんばった分だけリターンがある、そんなものではないよ」ということ。

image

やったらやった分だけ力が付くなんてウソだ。勉強してそれが身に付くのは、いつも突然で段階的だ。ある日いきなり、ある概念とある概念が結びつき、もやもやしたものが氷解する。そんなもんだ。

ごくごく基礎的な、計算・単語の暗記なんかはやったらやった分だけ伸びるかも知れんが、それについても個々の知識がネットワークを形作り、ストーリーになればなかなか忘れなくなったりする。

でも、いきなりこんなことを言われて生徒さんは「(==?」となったらしい。あぁ、どうやって説明したらいいのかな。「本は好きか」
「買うけど全部読んだことない…」
「あほぉっ!本はラストの結末を楽しむために読むんだよっ!
読み切ったときに、楽しさはドカーンってくるのに、もったいない!」
要は、勉強もそれと似たことなんじゃないかなぁー…知らんけど、と説明しておいた。今度教えるときは、一緒に本を一冊読むことにする。一度感じてもらえれば、あとは勝手に勉強するようになる…ハズ。

 

「腹八分目」を守れ

 

ごめんなさいorz
僕もまだ整理中の考えまで、どばどば話しちゃったよ(ノД`)
1番目とも通じるね…八分目ぐらいじゃないと、生徒さんも追い付きにくかろう。

 

褒めて伸ばせ

 

僕はほめる主義です!

コツは、生徒さんの発言や回答をメモっておいて、あとでそれを見返してもらうこと。「いま、こう言ったよね。でも、さっきはこう言ってたんやで」
「え…」
「今の方が格好いいよ!」
こんな感じで、おだてまくりんぐ。豚もおだてりゃ木に登るっていうしね!ま、中学・高校時代にそうやってもらってたのをパクってるだけなんだけどサw

 

「反復」と「映像化」で脳に刻み込め

      勉強・学問において大切なモノを一つあげろと言われれば、僕は迷わずこう言う。「そうぞうりょく。それしかない!」想像力、創造力。むかし、カウボーイ・ビバップの劇場版でこんなやり取りがあったな…「なぜ人間は空を飛ぼうとするのか?」
      「んん?」
      「それは昔、人間が本当に空を飛んでおったからじゃ」
      そーなのかどうか、僕にはわからんけどw
      そんな想像ができる人がいるから、今、空を飛べてるような気がする。
      話は変わりますが、男の子は女の子とセックスしない。柔らかな肌、吐息、そうものを元に作り上げた、脳みその中の女の子とセックスするわけだ(だから、エロ本でオナニーできるし、たいがいセックスとかキスのときは目をつぶってやるわけ…僕だけ?)。セックスですら想像力を媒介にしなければならないのだから、無味乾燥な勉強なんて、想像力なしにやれという方が拷問。
      脳に刻み込むためだけじゃなくて、感じること、理解すること、作り出すことはすべて想像を経由して行う。イメージこそ、肝。
      だから、生徒さんと本を読むとき、僕は役者です。カラダでイメージを表現する。笑われる。「笑うなー!おまえもやれっ!」一緒にやる。

     

    「与える」よりも「引き出せ」

    最高に難しい。もし、何か秘訣があるのなら、この本買っちゃおうかな♪

    けれど、なんとなく思うんだが、"教える"と、とても"教えられる"。与えると、受け取るものも多い。ならば、引き出すには、やはり与えねばならないんじゃないかな。与えるというか、引き出すの反対だから"押し込む"?ブチ込む?そんな感じ。

     

    まぁ、なんにせよ、難しい。
    そもそも、人に何かを伝えることすら、難しい。ましてや、"教える"だなんて。

    わが母校・西大和学園では、教え上手が結構多かったと思う。そこにヒントを求めてみるけれど、「熱意」以上のものは思いつかなかった。今年は、ひさーしぶりに母校にも顔を出してみたい、そんな風に思った。

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