一度出した新卒学生への内定を取り消す「内定切り」が相次ぐなど、学生の就職活動は厳しさを増している。そんな中、ソフトバンクグループの通信3社が、応募者に対して「特別採用コース」を新設することを伝えていたことがわかった。その内容は、「ソフトバンクモバイルの携帯電話の契約実績を選考基準のひとつとする」というもの。企業が「営業実績」を選考基準とするのは異例で、学生からは「内定前の学生に営業やらせるのはおかしい」などと不満の声もあがっている。
個人的には「なにが問題なの?」と思ってたのだが、どうやら契約獲得への報酬が明記されてないのな。まぁ、そりゃ叩かれるワ。
わしは当然報酬が確約されているとばかり思っていた。就職活動中の学生に働かせて報酬を払わないのならば、以前あった「ニセの案件でオブジェクト指向設計に関するレポートをタダで提出させた事件」と同じ構図だわな…
それさえなければ、なかなか面白いやり方であるとは思う。業界3位でないと、なかなか生まれないアイデアだろう。「内定前の学生に営業やらせるのはおかしい」なんて意見はトンチンカンだ(タダ働きならもっともな意見だが)。むしろチャンスが与えられてありがたいぐらいに思うべきだろう。書類選考、筆記試験なんていうクソくだらない基準で落とされるより、よっぽど納得できる方法じゃないか?わしならほくそ笑むがw
ソフトバンクグループ通信3社の採用選考へ応募頂いている皆様へ
こんにちは。ソフトバンクグループ通信3社 採用担当です。
このたび、下記内容にて特別採用コースを新設致しますのでご連絡致します。
営業力に自信のある方は、奮ってご参加ください。
1.実施概要
(1)実施内容
・特別面接枠を設置
・上記特別面接では、通常の選考基準(筆記試験、面接)に加え、ソフトバンクモバイルの
携帯電話の成約(MNP含む)の紹介実績や、紹介するにあたり ←←←←
実施したプロセスなどをご提出頂き、選考基準の一つとして合否判断をさせて頂きます。2.重要:応募の条件
(必ず以下文面をご確認・同意頂いた上で本コースにお進みください)
(1)あくまで選考基準の1つとするため、紹介件数が多ければ採用ではなく、
紹介方法や紹介するにあたり実施したプロセス、
特別面接結果を踏まえて最終合否が決まります。
(2)何件紹介すれば特別面接に進めるという基準はございません(1件でも紹介が
あれば、特別面接にお越し頂くということではございません)。
特別面接にお越し頂く対象者は、
筆記試験、面接結果、ご提出頂く「紹介にあたり実施したプロセス」等と
あわせて総合的に判断させて頂きます。
(3)営業力をアピールする機会と位置付けているため、紹介件数あたりの特典は
ございません(但し、一般のお客さまに適用される特典は、同様に適用されます)。
(4)特別採用コースでは不採用となる場合もございます。
(5)紹介時に不正行為があった場合は、本コースでの選考は無効とさせて頂きます。
(6)特別採用コースは、営業・企画職および販売職の候補者が対象となります
(対象者の詳細は1-(3)を参照)。
(7)紹介実績の対象はソフトバンクモバイルの携帯電話になりますが、通信3社で
合同採用を実施していますので、仮に特別面接の結果、
合格となった場合でも、ソフトバンクモバイルへの入社が確約されることはございません。
(ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムへの入社もあります)。
(8)紹介実績カウント期間以外でのお申し込みは受け付けできません。
(9)公共の媒体(インターネット、掲示板、紙媒体など)への情報記載、転記は禁止です。
個人的にはおもしろい趣向だと思う。ただ、契約を取ったらそれに対する報酬を用意していることを銘記すべきだった。当然そんなことをすれば厚労省も動くだろう。これに対する批判は、安富先生のモノが的確だ。
ソフトバンクのやり方は、「就職活動」と「販売合戦」という二つのゲームを混同する行為であり、ゲームの規則に言及してしまっている。その上、学生に契約を集めさせておいて賃金も手数料も支払わないのは、完全なルール違反である。
アゴラ beta : ゲームの行為はゲームのルールに言及してはならない~ソフトバンクの危機—安冨歩 – livedoor Blog(ブログ)
このルール違反の延長としてセクハラやパワハラが行われているかについて(この記事の後半はそんな内容である)はさておくとしても、キチンと「試験」と「労働報酬」のルールを峻別し、齟齬がないように定めておくべきだった。これは首脳部の失態と言われても仕方がない。
ただ、逆にいえば"就職活動」と「販売合戦」という二つのゲームを混同"しなければ、十分検討すべきやり方であるように思う。倫理的にもとがめられるべき点はない。
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まぁ、こんなことは結構些細な問題だと思うんだよ。もちろんちゃんとしておかないといけないことだけど、もっと大きな不条理が日本ではまかり通っている。わしが経験しただけでも、こんな事例がある。
- 某巨大自動車企業の基礎工事を請け負ったのだが、通勤に使うクルマはその某社製しか認められなかった。
- 某社工場の基礎工事を請け負った際、基礎施工に用いる重機は某社の系列会社のものが指定されており、それ以外を利用する場合は受注を断ると通告された。
ははは、んなもんのためにクルマやら1億以上する重機をホイホイ買い替えられるかよw
それに伴う費用が出るわけでなし。せいぜい現場の敷地内でタダで通勤車両を駐車させてくれるぐらいだ。(あ、知ってた?最近は、現場内に通勤車を止めても駐車料金取られるんだよ!まぁ、今話題の某西松建設の話なんだけどね!下請けからそうやって集めたお金を献金に使ってるんだよね、わかります。)
こういった行為は取引に参加できるプレイヤーを締め出して、適正な価格形成を阻害する。つまり結局は全体として損をするわけだけど、それがまかり通っている。なぜなら、そのレントをかすめ取ろうとする輩が必ずいるからね。そして「うちの機械を使わない業者にやらせることはないですよ」という一見まっとうな意見に、だまされるトップがいるからね。
まぁ、愚痴っても仕方ない。
本題に還るなら、わしであれば数日販売店を視察(とか賃金出して手伝い)させて、売上につながる営業のコツや、現状の営業に潜在する問題点などについて、レポート書かせるかな。ありきたりだろうけど。
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