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過払い金問題

経済学の教科書と違って、資金調達の際に重要なパラメーターは「金利」ではない。
少なくとも中小の事業体にとっては。

それ以前の、融資の可否が問題だったりする。
ときには、電話をして30分でミミを揃えて用意できるかが問題だったりする。
だから、みんなヤミ金の手を出すのだ。

イティズでもオリックスでもSFCGでも伊藤忠ファイナンスでもなんでもいいんだよ。溺れる者は藁にもすがる。ただ、藁にすがっておいて、あとで火にくべてしまうようなやり方には与したくない感じがする。

過去の債務について遡及して返済を認める「徳政令」は、法治国家としての日本の信用を毀損するものです。昨年、日本の消費者金融から撤退するときシティグループが言ったように、ルールのない国でビジネスはできない。少なくとも過払い金訴訟には歯止めをかけるように、金融庁が政令などでルールを決めるべきだと思います。

アゴラ : 過払い金訴訟に歯止めを – 池田信夫

この問題は微妙だ。
短期的な経済の現状と、長期的な規範の問題をうまく両立させなければならないから。究極的には、「グレーゾーン」を放っておいた政策当局の不手際で、そのために貸し手も借り手も灰色ではあるけど合法的な枠組みで利用しあっていた。

まぁ、個人的には「過払い金訴訟」を起こそうとは思わない。
わしなんかは、やれば結構戻ってくるような気もするが。

SFCGなんかは先日破たんした。若い駆け出しの営業さんなんかは僕と同年代で、一緒に給料を愚痴ったり、キャバクラやら風俗の話をした(行ってないぞ!)のを思い出す。そうだからっていうわけではないが、いろいろ割り切れない。

少なくとも、僕は首の皮一枚繋がった。
ついでにいえば、あの時100万ポンと出してくれたおかげで、たぶん30人ぐらいのお給料が1年ぐらいは安泰になったと思う。ざっと金額にすれば、126,000,000円相当である。
ちなみに、20日ぐらいで返した。

必要な時に必要な額がないと困るのがお金なんだなー。
あたりまえのことだけど、学生の頃は知らなかった。

「日本のサラ金規制は、きわめてアドホックで不透明なかたちで行なわれてき」たのは事実で、それは、この業界の政治的影響力が強く、貸金業規制法は議員立法のかたちで改正されてきたためというところが大きいと考えられます。その結果、貸金業界は、実はきわめて大きなリーガル・リスクにさらされていたわけです。にもかかわず、この業界はこのリーガル・リスクに対して高をくくってきたわけです。

アゴラ : リーガル・リスクに高をくくってきた貸金業界--池尾和人

リーガル・リスクを甘く観たおかげで首がつながった身としては、賛成したいけど、賛成しきれないのでしたことですよ。これからは、金利15%でも即日貸してくれたりするのかな?それはそれでありがた…あぁ、わしにはもう関係なかったw

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