- 2009-04-15 (水) 0:08
- 気になるNews
東京消防庁に入った連絡によると、14日午前11時10分ごろ、東京都千代田区麹町の工事現場で大型掘削機が倒れた。掘削機は国道をさえぎるように倒れ、通りかかったトラックを直撃した。トラックには3人が乗っているもよう。女性の歩行者や、掘削機のオペレーターも下敷きになっているとの情報もある。
ニュースを見たとき、変な汗をかいた。
実家が基礎工事だし、2年前までは僕自身もアースドリルで鉄筋を吊ることもあったので。
メーカーはHITACHIか。HITACHI はあまり知らないけど、たぶん50tクラスだなぁ…。ブームもぐちゃぐちゃに折れている。
写真で見る限りでは、ケーシング(写真中央下の穴に刺さったでっかい筒。ワイヤーが2本付いているのが見える)を吊ろうとして倒れたように見える。そのわりには、ケーシングに対してキャタピラが90度になっている。キャタピラの下の敷き鉄板がほとんどずれていない点から見ても、この状態で作業をしていたものと思われる。ケーシングを抜こうとして無理したんだろうか?スライムクリーナー(画面下右の巻き巻きした機械。穴の底にたまったヘドロをお掃除する)がそばに置いてあるので違うかもしれないが。
クローラークレーンはよっぽどのことがない限り簡単には倒れない。重いものを吊って多少お尻が浮き上がっても前には倒れない。ただし、正面を向いている場合の話だ。クレーンの基礎の基礎だが、ブームと本体が90度の状態では、もっとも安定度が低下する。さらに、アースドリルはフロントがある分、吊れる重量も少ないし倒壊モーメントも大きい。
要は、オペレーターが横着をしたわけだ。キャタピラをケーシングに対して正面に切っておけばよかった。
前の会社ではよくこんなことを言っていた。「横着が事故を生む」
うちの弟だってクレーンを倒したことはあるし(その時は隣のクレーンに寄りかかって助かった)、隣のビルの壁をこすることだってある。そういった重大な失敗だって、お金+謝って済む話だ。けれど、ヒトにケガをさせたり、死なせたりすることだけは、取り返しが付かない。本当に恐ろしいことだ。
—
最近は現場監督はほとんど派遣社員だったりする。
仮にオペレーターが手を抜いて危険なことをしても、気付かない or 注意できない。
そういう問題もあると思うべさ。
p.s.
こう見えても、実技満点合格(教官の採点見ちゃった><)の移動式クレーン免許持ちなのでした、マル。
[追記]
久し振り2ch読んでツッコミ
- アウトリガーなんかねえよ
- 市ヶ谷で事故当時テコテコ歩いてたけど、あの程度の風では絶対倒れない
- 地盤はあまり関係ないような気がする。
- スライムクリーナー+油圧拡底…品質万全、住みたい。
- 協力業者=手下。配下。2次下請け。
- 杭工事自体には移動式クレーン免許要らない。けれど、機材の搬入などの際にはどうせ必要なので、車両系建設機械(基礎)と両方ないと工事をやらせてもらえないところが大半だと思う。
- HITACHI は全く悪くないw
たぶん、この人が大正解だなぁ
561 :名無しさん@九周年:2009/04/14(火) 17:50:57 ID:tw7VLZksO
ケーシングを抜いてからアース機の向きを変えるのが作業手順なのに、次の杭穴の掘削作業のために、ケーシングを抜くより先にアース機の向きを変えてしまった。
ケーシングも思ったより抜けにくかったのだろうけど、オペレーターの不注意というより、あまり経験がないオペレーターだったのではないかと思い始めている。しょぼすぎる。(38歳だという話も聞いたけど…マジか)
- Newer: そもそもウェブなんてヘンタイが使うもの。
- Older: Flickr の画像を引用するのに便利なブックマークレット

