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修身斉家治国平天下

修身斉家治国平天下という言葉がある。
自分の身を修め、家を斉(おさ)め、国を治め、そしてのち天下を安定させる。

(※斉は本来は、あわせるとか、同じにするとか、そんな感じの意味。国歌「斉」唱っていうでしょ。ここでは修・治と同じ意味にとして訓んだ。)

とあるブログを読んでいて、急にこの言葉を思い出した。高校の頃かな、世界史の授業で習ったと思うんだけど、僕は無学なせいで、今までコレを孔子言葉だと思いこんでいた。ほんとは『大学』にあるのだね。さすがに読んだことはない。

儒家といえば、礼を重視した多分に形式主義なイメージがあると思うけれど、決してそうではない。

質勝文則野。文勝質則史。文質彬彬、自然後君子

という言葉もあるように、中身と外見はつりあっているのが良く、さらに言うならば、どちらかというと中身が勝っているほうがいい(子曰、先進於禮樂野人也、後進於禮樂君子也、如用之、則吾從先進)と考えていた。孔子は中庸を目指しつつも少し内面にウェイトを置いたバランスの良い現実主義者だ。論語では、多分に言い訳・自己弁護の嫌いのある言葉も記されているが、現実的な判断は踏み外してはいない。

そういう意味で儒家と比較されるべきは、道家ではなく墨家だろう。墨子は徹頭徹尾理想主義者で、理想のためには自分の身をも戦場に投げ出した。『墨子』はほとんどまともなカタチで残っていないはずだが、それでも非攻・兼愛という言葉でその教えは知られている。

最初に何を書こうとしていたのか忘れたけど、まぁ、メモとして。
自分も助けられないのに、他人を助けようと叫ぶ人たちへの批判っぽいものを書こうとしていたのかもしれないけれど、いろいろ調べているうちにそれもどうでも良くなった。

修身斉家治国平天下 ― 最初に自分のこと。そこから家庭、国家、世界へ共感を広げていこうということなのかな。

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