イギリスのレース専門エンジンメーカー・イルモア エンジニアリングが、来季からMotoGPへ復帰するようです。経済状況の悪化から、昨今は撤退のうわさ(そして、実際にカワサキが撤退)が絶えなかったのですが、ちょっと明るいニュースかも。
イルモア、MotoGPに復帰か? – カルロス! 【 みんカラ 】 ブログ
Ilmor Engineering Builds a Five-Stroke Motor – Asphalt & Rubber
イルモアは過去に2007シーズンへのフル参戦を目指し、2006年末からテスト参戦。当時のレギュレーションでは排気量が999ccまで許されていたが、イルモアのマシンは来季からのレギュレーションに合わせて敢えて800ccのV4エンジンを積んだ「Ilmor X3」だった。
ポルトガルGPでは電装系のトラブルで2度もピットインしたが無事に15位で完走、見事1ポイントをゲットした。(この時のレースが、ペドロサがヘイデンを撃墜してあわやチャンピオンシップを失う危機に陥れたあのレースだ。そのほか、ストーナー[当時はホンダ]、ジベルナウ、中野がリタイアしたため、繰り上がりでポイント獲得)
しかし折からの(敢えてこう言わせてもらおう)偽善的なエコブームと、相次ぐたばこメーカーのスポンサー撤退から、資金調達は極度に難航したようだ。結局、2007年シーズンは開幕戦を戦ったのみで"一時撤退"を余儀なくされた。4月30日、第2戦スペインGPを前にしてGP活動を休止。
「レース活動の継続を財政的に可能とするために、タイトルスポンサーと私たちのチームに適したパートナー探しを全力で行っていますが、レース活動の保留が決まった今の段階において、従業員やレーシングチームをフル体制で維持する必要性はありません。」とイリエン。
「なぜ私たちがレース活動を停止しているのか、多くの方に完全に理解していただくのは難しい事だと思います。実際、一部の人たちは私たちがMotoGPから撤退したのだとすぐに決めつけて意見を述べていました。しかしながら、私たちの熱意は今も変わらず脈打ち続けており、チームのために間違いなく財政面でのパートナーを獲得する事ができると私は強く信じています。」
雑誌界における"休刊"と同様、この"一時撤退"は事実上の店じまいと思われていたのだけれど、虎視眈々と復活の機会をうかがっていたということか。燃えるね、イルモア!
Ilmor V4 engine spec(Ilmore X3)
MotoGPでの戦績
| G・マッコイ | A・ピット | J・マクウィリアムス | |
| 2006年 第16戦 ポルトガル | 15位(1P) | - | - |
| 2006年 第17戦 バレンシア | 15位(1P) | - | - |
| 2007年 第1戦 カタール | WSS参戦 | DNF | DNF |
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ギャリー・マッコイをちと調べたのだけど、ペトロナス・FP1なんかも乗ってる。こういう変わったバイクに巡り合う縁というものを持っているのかもしれない。現在は、WSSでこれもちょっとマニアックなトライアンフ・デイトナ675に乗っている。
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