- 2009-08-26 (水) 8:51
- 独り言
- まず、経済学者(Economist)が世の中の仕組みをモデル化し、将来予想の基礎を作る。
- 次に、要領いい人(Inventor)がモデルを理解し、そこから利潤を得るメソッドを開発、実践して儲ける。
- ただし、Inventorが手さぐりでモデルを模索、Economistが発見・承認することも実際には多い。
- 続いて、追随者(Follower)が目ざとくそれを発見してマネをする。しかし、あまりモデルは理解していない。
- "行動のフレーム"ができあがり、「必勝!○×術」「△社、成功の秘密」などの書籍が大人気。ますます Follower を生み、Inventor と初期の Follower が儲けるねずみ講。
- 保守的な人々(Rightist)が苦虫を噛み潰す。たまに、ホリエモン事件のように Inventor を狙い撃ちすることもあるが、Follower たちのムーブメントは止められない。
- モデルへの理解があり、多少世の中の浮かれように疑問を感じる Economist/Follower もいるが、必勝の"行動のフレーム"に逆らう行動をすると、制度が"行動のフレーム"に合わせて作られているためかえって不利益を被るし、批難・侮蔑・村八分による損も侮れないため、文句を言いつつも従うしかない。
- しかし、それはバブルだった。疑問が不安、不安が動揺を生む。目ざとい Inventorは、"行動のフレーム"を裏切る損失と、"行動のフレーム"と心中する損失を天秤にかけ始める。
- バブル崩壊。ごく少数の Inventor だけが勝ち抜け、Followerは顔面blu-ray。関係のない傍観者(Sidelines)にも被害が及ぶ。
結果…
- 勝ち抜けた Inventor: 元気に次の獲物を物色。「○×の謎」「△□、世界を語る」といった本に取り上げられ、半ば神格化。
- 心中した Inventor: 諸悪の元凶としてやり玉に。けれど、根っこはふてぶてしいので、本人は気にしない。
- Follower: もうHPは0よ!自分の能力は棚に上げ、Inventor・Economistを呪う。懲りずに新しい"行動のフレーム"はないものか…とため息をつく。
- Rightist: それみたことか!とお祭り騒ぎになる一方、自分にも火の粉が飛んでくるので消すのに大わらわ。最後にブチ切れる。「○×の品格」を刊行。
- Economist: モデルの欠陥についての内ゲバ、下剋上の戦国時代へ。まれに、Rightist へ華麗に転職、「○×由主義は死んだのか?」を執筆。
- Sidelines: おろおろする。心中した Inventor の火あぶりに参加したり、Follower の言い分を真に受けて騒ぐ。
時代-Time goes around-(紙ジャケット仕様) アーティスト:中島みゆき
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