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Thunderbird 3 で"アーカイブベース"のメール管理

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最近、「Thunderbird 3」に乗り換えてみた。

「Thunderbird 3」の目玉機能は…いろいろあるっぽいケド、やっぱり「アーカイブ」志向のメール管理機能が一番便利。アーカイブ機能のはしりは Gmail だと思うけれど、利点としては、

必要なメールだけが受信トレイに残る

という事だと思う。読んだ&要らなくなったメールはどんどんアーカイブ(保管庫にブチこむ)してしまえば、

"残っているメール=対応の必要のあるタスク"

になるというわけだ。「フォルダーによる振り分け」を行った場合と違い、処理しなければならないメールがあちこちに分散してしまうこともない。

処理すべきメールの数が多くても、本当に対処の必要なメールなど実際のところあまりないものだ。

新聞に例えてみるならば、紙面はとりあえず全部チェックするが、ハサミとノリでスクラップすべき記事はそんなに多くはない…といったところか?(逆に伝わりにくくなったか!

ただし、「フォルダーによる振り分け」志向の管理に比べ以下のような欠点が生まれる。

  1. パッと見てなんのメールか判断しづらい(フォルダ分けなら、受信したときに意味づけされる)
  2. 過去のメールを探すのが大変(フォルダ分けなら、ある程度ディレクトリ化されているので階層をたどって探せる)

一つ目の欠点を補う機能は、「タグ」機能だ。フィルタリングと組み合わせて受信時にタグをつけてしまえば、メールの大まかな内容も一目瞭然だろう。実際に何階層にもわたってフォルダーで分けてしまわなくても、「目印」さえつけておけばいい。受信トレイを常にキレイにしておけばこの程度のことで十分ことたりるのだ・。

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僕の場合は、複数のアドレス帳を作成 → 受信時にアドレス帳でフィルタリングしてタグをつける という方法を取っている。Thunderbird ではアドレスをお気に入り(☆)マークをつけると「記録用アドレス帳」に登録されるので、それをドラッグ&ドロップで目的ごとのアドレス帳へ振り分けておく。フィルタリングルールは、そのアドレス帳に含まれているかどうかで判定するわけだ。

僕の場合は、送信者≒分類 に連関性があるのでこのようにしているけれど、件名によるフィルタリングなどを混ぜてもいいと思う。そこはケースバイケース。

二つ目の弱点は、「全文検索」機能で補う。おそらく Google が Gmail を自社のメールサービスにしたのも、自社が持つ検索技術のアドバンテージを活かせるからだと思う。

ただし、「Thunderbird 3」の弱点はココにあったりする。

極めて残念なニュースである。Thunderbird 3(TB3)の開発責任者たちは、3.0でGlodaの国際化を断念した。日本語を含むマルチバイト文字は、メッセージのインデックス化の対象にならないため、マルチバイト圏のユーザーは、TB3で導入される強力な全文検索機能の恩恵をほとんど受けることができなくなった。

Thunderbird 3.0ではGlodaの国際化を断念 – Mozilla Flux

残念というレベルの話ではない。アーカイブベースでのメール管理は、タグと全文検索という両輪を基礎として成り立っているのだから、事実上機能しないと言っているようなものだ。

けれど、さすがにそれは反対が多かったようだ。

嬉しいニュースが飛び込んできた。先月末に『Thunderbird 3.0ではGlodaの国際化を断念』とお伝えしたところだが、状況が変わり、Thunderbird 3.0(TB3)の段階でGlodaがCJK(中国語・日本語・韓国語)のインデックス化に対応する可能性が非常に高まってきている。つまり、日本語版TB3で新検索システムが使えそうだ。

Glodaの国際化プランが復活 Thunderbird 3.0でCJKに対応へ – Mozilla Flux

"本来であればBeta 4で仕様は固定されるはずだから、RC1での投入は異例の措置"とのことだけど、これだけは絶対に外せないところ。

検索機能はとりあえず今のところだましだまし使っている。多くの場合は件名の検索[1] やアドレスによる検索で何とか代用できる。全文検索も動かないというわけではないようだ。なぜか見つからないメールもあるので万全では決してないだろうが……

「Thunderbird 3」の検索ペインは、チェックボックスなどで条件をあとから柔軟に制御できるかなり優秀なものなので、とても期待はしている。頑張ってほしいなぁ…

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メールが多くなればなるほど、事前に情報付与&整理を行う「振り分け」志向よりも、事後に情報付与&整理を行う「アーカイブ」志向の方が優位になると感じた。Webの黎明期、ディレクト検索(カテゴリごとにWebページを分類してナビゲート)を提供して一世を風靡したYahoo ! と、その後検索技術でのし上がった Google を見ているような気がするけれど、それは少し強引なものの見方か。

  1. 分かりやすい件名をつけてくれる頭のいい人とやり取りをしている限りこれで事足りる! (*)
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