- 2010-06-13 (日) 0:40
- 独り言

朝日新聞社が「日本のいまとこれから」をテーマに郵送方式による全国世論調査を実施したところ、「いまの日本は自信を失っている」とみる人が74%に達し、9割以上の人がこれからの日本に不安を感じていることがわかった。一方で、回復する底力があるとみる人が半数以上おり、日本の将来のあり方としては、経済的豊かさよりも「格差が小さい国」を求める意見が7割を占めた。
asahi.com(朝日新聞社):「日本は自信を失っている」74% 朝日新聞世論調査 – 政治
同調査によると、 "「経済的に豊かだが格差が大きい国」と「豊かさはさほどでないが格差の小さい国」のどちらを目指すかでは「格差が小さい国」73%が「豊かな国」17%を圧倒" するのだそうだ。
「豊かさ」をさほど求めていない癖に、将来「自信を回復する」と信じている。
自信の基盤は、往々にして豊かさであるのにも関わらず。
根拠なしに「自分はいつか大物になるんだ!」といってる無職ニートにようなものだ。
「勤勉に対する報酬」を要求する一方で、「格差」は拒否する。
格差の原因が、往々にして勤勉の多寡の結果であることには目をつぶっている。
もしくは、頑張っているのに結果が出ない己の無能に目をつぶっている。
"武士は食わねど高楊枝"風に「名誉ある衰退」としての「自信回復」を選び、貧乏を「平等」に分かち合えというのだろうか。それならそれでスジは通っている。
けれど、それは本人の自己満足に過ぎない。腹減り武家の子どもたちが、そんな自分の家、自分の親に誇りを感じるだろうか。毎日チャレンジしているが結果を得られないのではなく、表向き頑張ってるふりして給料日を指折り数えて日々を浪費するか、自分の無能を棚にあげて不平だけは一人前というのが実際のところであるのに。
あなた達の勤勉の対価は誰が支払うのか? 勤勉をマネタイズする企業だ。けれど、この20年間は、腐って淀んだ慣習と規範が、歴史ある企業を潰し、新しい企業家を潰し、新しい企画の芽を摘むだけの20年間だった。みんなは、少しずつ目減りするパイを食い散らかすだけで、パイが減っている事実には目をつぶっている[1] 。
そんなこんなの情けない有り様の結果が、「学級崩壊」から「ゆとり社員」「老人軽視」まで、若い世代でみられる秩序の乱れなんじゃないか。個々にいろんな理由はあるだろうけど、結局のところは、僕を含めた現役世代の甲斐性の無さ・不甲斐なさが原因の根底にある。結果とそれに伴なう権威に不足しているから、言葉に重みがなく、秩序を維持できない。
勤勉に対価を払えない連中が、勤勉を説く。
そこに今の日本の矛盾がある。
なによりそこを直視することから始めないといけないんじゃないかな。他人の財布が気になる性分は卑しい。隣の人が金儲けするのは結構なことじゃないか。足の引っ張り合いを「平等」と呼ぶのはやめないか? 今の気分はそんな感じ。
- その筆頭はマスメディアだろう (*)
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