- 2008-04-02 (水) 0:00
- 今日の名言

「私は慶の民の誰もに王になってもらいたい」
十二国記 第39話 「風の万里 黎明の空 終章」より
平凡な女子高生から、思いがけず麒麟に見出され、慶東国の王になった陽子。「いい国を作りたい」とは思うものの、そもそも「いい国」とはなんだろうという点に躓いて、王が最初に国民に出す布告である『初勅』が決まらなかったのですが、さまざまな人の助けを借りて一つの難事件を解決。その体験から、一つの結論を出します。それがこの言葉。「私は慶の民の誰もに王になってもらいたい」結局、陽子が出した『初勅』は「伏礼(まぁ、土下座みたいなもの)を廃止する」というものでした。僕には思いつかなかったです。
人の上に人を造らずとは誰が言ったんだか、僕はアホなので忘れましたけど、誰もが卑屈にならず、誰もがのびのびと、生きられたらとても素敵だな、と思います。そもそも民主主義とは、誰もが王として義務と責任を果たすという政治姿勢のことだと思うんですが、なかなか難しいようです。
PS: C.ポパーは無能な支配者を排除できるシステムとして民主主義を評価してたと思うんだけど、十二国記では王の選定者である麒麟が「失道の疾」にかかり王ともども死ぬというシステムが採用されている。現実とファンタジー、両方とも、必ずしもうまーくいかないのが…ネ。
PS.2: 続編、次はいつ出るんだろうorz
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