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独り言 Archive
「公共なるもの」とハウ
「公共なるもの」 の続き。目に見える・見えないを問わず、公共なるものがたくさん蓄積された社会は豊かなんじゃないかなーというお話。
たとえば、「情けは人のためならず」という。
人に親切にすることは、回りまわって自分に帰ってくるのであり、あなた自身のためなのですよ――という意味だと思うのだけど、こういう"情け"が多く蓄積された社会は良い社会だろう。
仮に、僕が電車で老人に席を譲るとする。老人に情けを贈与したわけだ。老人はきっと、別の形で僕のような若者に親切にしてくれるに違いない。それはたぶん僕直接にはないだろうけれど、その若者はきっと他の人にも"情け"を譲与するんじゃないだろうか。つまり…
上の漸化式のような、最初に誰かが無償で贈与した"情け"(x)を、そのまま・無限に伝えていける構造(a(n)=a(n-1))があれば、その"情け"は贈与者の寿命や肉体的制限を乗り越えて、永遠に続いていくはずだ。
このような仕組みを、「ハウ」と表現して定式化したのがマオリ族のこの思想のように思う。
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[メモ] カンティヨンの静態的なモデル
- 2010-01-17 (日)
- 独り言
[メモ] 『商業試論』 第1部 ― 君主と企業者 – www.be-styles.jp
http://www.be-styles.jp/archives/3980
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なぜ殺人はいけないか?…ルソー的に。
- 2010-01-13 (水)
- 独り言
どうすれば共同の力のすべてをもって、それぞれの人格と財産を守り、保護できる結合[1] の形式を見出すことができるだろうか。この結合において、各人はすべての人に結びつきながら、しかも自分にしか服従せず、それ以前と同じように自由であり続けねばならない…これが根本的な問題であり、これを解決するのが社会契約である。
人々が繋がって、なおかつ互いを侵さないようにするためには、ある種の契約が必要だ。欧米人がやたら握手をするのは、もとはと言えば「私は武器なんて持ってませんよ☆」ということを示すためだったのだそうだ。
「あなたはわたしを殺しませんよね?」「モノを盗らないですよね?」「約束はちゃんと守りますよね?」「暴力なんて止めときましょうね?」
そういった当然のこととしての約束事の積み重ねが社会契約であり、その確認作業を"儀礼"にまで昇華したのが握手なんだろうね。
ルソーは社会契約について、さらにこうも言う、
われわれ各人は、われわれの"すべての"人格とすべての力を、一般意思の最高の指導のもとに委ねる。われわれ全員が、それぞれの成員を、全体の不可分な一部としてうけとるものである。
社会契約にあたり、モノを盗ったり犯したり殺したりといった「自然な自由」は返上される。その代り、しんどい時に助け合ったり、より良い暮らしのために共同のインフラを整えたり、商業を通じて社会的厚生を増したりといった、より一層の可能性―自由―を手に入れる。
だから、ルソーは死刑を肯定する。
犯罪者に宣告される死刑についても同じように考えることができる。…社会的な権利を侵害する悪人はすべて、その犯罪のために、祖国のへの反逆者となり、裏切るものとなるのである。その人は法を犯すことで、祖国の一員であることをやめたのであり、祖国に戦争を仕掛けたことになるのである。
社会契約を結んだ市民は、自分の命すらもはや所有はしない。それは"一般意思"の所有であり、それによって他人の「自然な自由」により害されることから守られ、自分の生命を守るために汲々とする不自由から解放されている。死刑に値する犯罪、日本では唯一殺人だけがそれに相当するが、それを侵すものは「自然な自由」を行使したがゆえに、契約からは離反し、その敵として殺されるのだ。
なぜ、殺人はいけないか。「なぜ殺人はいけないのか?」と問う自由すら、社会契約によって守られているからだ。社会契約がなければ、「なぜ殺…」とまで言ったところでイキナリぶっ殺されるかもしれない。
僕たちはルールによって生かしてもらってるのだから、ルールは破らないようにしよう。
- 集合ではなく (*)
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株式会社は株主のもの。
- 2010-01-09 (土)
- 独り言
最近、「株式会社は誰のものか?」という話題を耳にする。これは当然、株主のものだけど、そうではないという人もいる。
僕が思うに、「株式会社は必ずしも株主のものでない」と主張する人は、創業の大変さ・リスクを過小評価しているように思う。創業の利益の大きさは、創業の難しさの表れだ。仮に、手元になにがしかのお金があっても、それを起業に使うと決意する覚悟を決め、さらにそれを成功させるまでに至るには大変な困難が伴う。普通の人ならば銀行に預けておく方を選択するだろう。実際、そちらの方が正しく、創業者というのは一種のキチガイなのだ[1] 。
ましてや、創業のモーメントでは労働基準法も何もない。寝ないで働き、頭を下げて金をかき集め、それでも報われるのはほんの一握り。当然、そのモーメントに参加した人間は、(運よく成功すれば)それなりの報酬を受けてしかるべきだと思う。でなければ、だれも社会的な死を覚悟してまで、創業しようとは思わないだろう。そして、創業者に資本を提供した出資者も、その恩恵に与れなければ自分のお金をわざわざドブに捨てるようなまねはしないだろう。
はっきり言ってしまえば、「会社」という存在にとって取り替えがきかないのは、創業者(とその助力者・出資者)だけだ。あとから参加した従業員なぞ(私も含めて)、いくらでも取り替えがきく。そういう人間があとから会社の所有権とやらを主張しても、それは道理が通らないと思う。
もちろん、会社は従業員なしでは存続しえないし、会社の規模が大きくなるほど消費者(≒社会)に対する責任も増大する。会社は社会のネットワークの上に漂い、生かされている。だから、創業者や出資者が「会社」を好きなようにしていいわけではないし、できるものではない。その自然な力の拮抗関係が、「会社」を健全なあり方へ導く。ステイクホルダーが会社(の所有)に及ぼせる影響なぞ、これで十分じゃないのかな。そこへ、根拠のない正義感を振りかざして無駄な力を加えるなら、取り返しのつかないことが起こるだろう。
会社を所有したければ、株を買えばいいのだ。
—
昔、唐太宗が「創業は成り易く、守成は成り難し」といったが、それはウソだ。ただ、唐という国が創業のフェイズから守成のフェイズに切り替わるにあたって、家臣のマインドを転換させ、ついでに中途から参加した「守成の臣」をおだてて働かせるには、とてもうまい言い方だったと思う。現に、当の太宗こそが、創業でもっとも働かされて一番苦労したはずなのだw
- だから、彼らが書く本をそのまま鵜呑みにしても、一般人には何も良いことはない。無理に真似してもやけどをするのがオチだ (*)
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公設派遣村とベーシックインカム
- 2010-01-06 (水)
- 独り言
「不平を言えば融通が利く。みんな“ごね得”だと気付いている」。4日閉所した東京都の「公設派遣村」を出た男性(34)は“村”での生活をこう皮肉った。派遣村では開所以来、行政側と入所者の衝突が絶え間なく続いた。職員の口のきき方への不満に始まり、昼食代の現金支給を求める入所者…。当初、目的だったはずの就職相談は不調に終わり、職員は最後まで入所者への対応に右往左往した。
今年も話題になった派遣村。個人的には否定的。
ウチの実家は建設業なせいか、自分の生活費のやりくりもできない人を結構面倒見てきた。確かに、"生きるか死ぬか" の際に立っても有り金をギャンブルにつぎ込んじゃう人はいる。しかし、それは極端だとして。そういう人が含まれていようといまいと、そこに苦しんでいる人がいるなら助けたい、と思う心清らかな人がもう一方にいる。それはとても良いことだ。炊き出しのボランティアなんかやっている人は、正直なところスゴいと思う。
とはいえ、それに税金を使うか?と問われればそれは違う。フリーライダーの可能性は否定できない以上、僕ならば反対する。今回の「公設派遣村」には6000万円以上のお金がつかわれるという。たかだか800人のためにだけ6000万円が費やされる、その正当性は? 一定人数が「それは仕方ない」「積極的に使うべきだ」と同意できなければ、税金など投入すべきではない。かわいそうな人とそれを助けたい人の需給関係だけで解決してほしい。
でなければ、全員を助けるべき。派遣村に出向くことができるのは、ある意味ずうずうしい人だ。それは別に悪いことではないが、褒められたことではない。しかし、一方でにっちもさっちもいかず、かといって援助にすがるのは心苦しいというまっとうな「品格」ある人もいる。そういう人たちは、派遣村でうまいメシを食う人と違って本当に餓死するわけだ。(下図は一応の参考にはなるだろう。年間80人程度はそのような人がいることは覚えておいてもいいと思う)
「派遣村」では、そのようなサイレントかつディグニティを持つ人は対象外。ついでに言えば、「派遣村」には他にも「都内に生活実態がある」「求職中だが家がない」などの “利用資格” があるわけだけど、ではそれ以外の人には「来るな」というのだろうか。なぜわざわざ救われる人と救われない人を分けるのか。そんな権利を誰が持っているというのか。
派遣村を支持するような人はぜひ、無条件に与えられかつ平等なベーシック・インカム(BI)への賛同を表明してほしいものだ。BIならば、
・平等に与えられる → (1) 税を投入する正当性の問題を解決
・すべての人に与えられる → (2) 保護の対象を選択しなくてよい、"資格"不要
なのであり、「派遣村」なんぞより一等まっとうなシステムと言えるのだから。緊急の施策として派遣村があってもいいが、派遣村を作って満足しているのならばない方がましだと思う。
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iPhone やめました。(※また復帰してますが
- 2009-12-26 (土)
- 独り言
翌日出社して「iPhoneやめました」と話したら、ものすごく驚かれました。アイティメディアはiPhoneユーザー率がものすごく高いのです。「どうして? どうして?」といろいろな人に聞かれて苦笑。確かに、iPhoneからiPhone 3GSへ買い換えたという話を聞くことは多くても、iPhoneをやめた人はあまり見かけませんものね。
へぇ、そんな人もいるんだーって思ったあとにふと気づいたのだけど、僕も実は一度 iPhone をやめたんだっけ。指折り数えてみると、初代iPhone をやめて、Windows Mobile機 X04HT に乗り換え、…いまはまた iPhone 3GS に乗り換えている。
でも、リンク元の記事とは全然理由が違うのが面白いな、と思った。僕の場合は「自分で(Windows上で)アプリ作れないのはつまらん」というのが理由で、別に iPhone にはほとんど不満がなかったので。Windows Mobile をやめたのは、レスポンスが悪すぎて&使い悪すぎてという明確な理由があったが。
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文句があるなら、自分で作る。それが基本。
- 2009-12-19 (土)
- 独り言
Software bug 04 on Flickr – Photo Sharing!
仕事柄、フリーのオンラインソフトに対する不満をよく耳にする。
やれ遅いだの、やれUIがクソだの、やれ難しすぎるだの、やれ機能が少なすぎるだの、やれ使えねーだの。
それらの一部は僕だってわからないではないけれど、文句があるなら自分で作る。それが基本。フリーのオンラインソフトのほとんどは、最初は趣味で、もしくは必要に迫られて"とりあえず"作られた。だから、作るのだってそんなに難しくないよ。自分で作ればいいじゃないかな。今だったら、本当に高機能なRADが無償で手に入るわけだし、Webにはサンプルコードがあふれているしね(ライセンスには注意しよう!)。
時間がないだの、知識がないだの、面倒くさいだのは理由にならない。作った人は、それを無償で贈与しているから。
「文句があるなら、自分で作れ」
それが乱暴すぎる意見であるには自分でもわかっている。けれど、作れない人だってなにかしら貢献することは可能だ。ヘルプ書いたり、フィードバックを送ったり、バグの再現手順の発見、ブログでレビューを書くのだっていいかもしれない。
とりあえず、贈与を受け取るだけ、さらに文句まで垂れる人間はウンコ。
作る人は神。僕はそう思って、毎日ありがたく使わせていただいている。
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ほしいものリスト、まとめてみた。
- 2009-12-16 (水)
- 独り言
1. OSBE のヘルメット(約4万円ちょい)……ヘリパイロットのヘルメット風デザインでちと格好いい。値段が値段なので悩み中だけど、オリーブグリーンあたりを衝動買いしそうな予感。これ、あごは取れるんだよ?
【楽天市場】【送料無料!】オズベ ダブルシールドヘリパイロットヘルメットの決定版!【全品ポイント5倍!買い回りで最大14倍!12/17 01:59:59迄】お買いものマラソン参加【OSBE】TORNADO GRAPHIC ヘリパイロットヘルメット グラフィックタイプ【楽天あす楽システム対応ショップ】【お買い物マラソン1215送料無料】:Free Line(フリーライン)
http://item.rakuten.co.jp/freeline/tornado_graphic/
2. 自転車に取り付ることができる、iPhone用の防水アタッチメントケース「iCrew」……バイクにつけたら便利かなぁーと妄想。(5,000円ぐらい)
iCrew – MSY PLUS
http://msyplus.com/?pid=15745470
あとは、皮のライダースジャケット、できたら何年かぶりにスーツも作りたい気分(全然着る機会がないから、今のでも十分だけど)。おっと、全部は無理だな。何かを削らないといけないなり…
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位置を、残そう。
なにが楽しいのかって言われれば微妙だけど、自分の一日を振り返るだけでちょっと楽しくなる。最近はすこしずつつぶやきに位置情報を入れる人・団体も増えてきたようだ。僕は Tweetie で位置情報をつぶやきに挿入してる。文字数を表示してるボタンをタップし、"Geotag" を選択すればよい。
プライバシーや犯罪に使われることを危惧する人もいるし、それはそれでわかるけど、個人的にはそんなくだらないことに気を回したくはない。自分のやりたいことをそういうので邪魔されるととってもムカつくんだよね。悪いことに使う人間は、事後的にキッチリ処罰すればよろしい。逆に、自分にやましいところがなければ別に何も隠す必要なんかないと思うんだ。世界のどこかに、これが役に立つなんて人がいるかもしれないし、いないかもしれない。なにより、残さなければ、振り返れないわけで。
最近では twtr2src が位置情報のつぶやきに対応している。結構お気に入りだ。
10年後、これを振り返ったとき、自分は何を感じるんだろうか…って思うだけでわくわくですよ。
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[メモ] 単技能者と多技能者の倫理
- 2009-12-09 (水)
- 独り言
ここに簡単な図がある。時間(=費やした労力)とその成果の相関関係をテキトーにあたりをつけて書いた図だ。すべてに当てはまるわけではない。が、まぁ、たいていの場合においてはたいして間違ってはいないはず。
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