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Study Archive
雇用保護の強度と一時雇用率は比例する。
スペインがやたら一時雇用率が高いのは、ベビーブームによって50歳代がやたら多いという供給面の理由と、観光や建設業といった季節変動の激しい産業が主体で流動的な雇用が望まれるという需要側の側面があるそうな。
で、数字で見ると欧州グループと日本は似ているのだけど、内実としては労組を中心とした集団的な権利交渉を軸とする欧州と、判例や法律で制度的に労働者の権利が保護されている日本という違いがある。前者は流動性が比較的高く、産業や企業ごとにそれぞれの風土にあった制度が交渉の結果選択されるが、後者ではすべての産業・企業で同じ労働条件で働くのが基本だ。しかも、保護されるのは伝統的に"正統な"労働の在り方とみなされる正規雇用のみであり、正統とははずれたあり方である非正規雇用には厳しい。
http://www.mizuho-ri.co.jp/research/economics/pdf/argument/mron0905-1.pdf
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[メモ] ボワギルベールの世界…の続き
- 2009-09-15 (火)
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[メモ] ボワギルベールの世界 の続き。
彼はフランスの農業生産能力はフル活用されていない(過少生産論)と主張した。富裕の連鎖に目をとられるあまり、その基礎たる自然の連鎖がないがしろにされている。(彼の議論を発展させた重農主義経済学に寄れば、価値は"自然の連鎖"からしか発生しない。)
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[メモ] ボワギルベールの世界
- 2009-09-13 (日)
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当時のフランスは、コルベール体制ののち、所得に対して逆進的な諸々の悪税(所得が低いほど税が増大する!)と保護貿易・奢侈産業の保護主義により、国力はイギリスの後塵を拝していた。そこでボワギルベールは、フランスの経済構造を明らかにし、自由貿易・税制の改革・穀物価格の安定を訴える。
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[メモ] R.カンティヨンと2つの価値
- 2009-08-29 (土)
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最近、ふと思い出して R.カンティヨン のお勉強をしている。うんぺーさんがへこんでいた話と、次にやっつける相手が決まった話 で勉強するぞ!と宣言して以来、もう1年近くなる。万事がこの調子で、そのうち寿命が尽きてしまうんではないか…とも思ってしまう。
カンティヨン (1680~90-1734) は、アイルランド生まれの銀行家。パリで銀行業を営んで巨富を得、唯一の著作 “Essai sur la Nature du Commerce en Generale(1755、『商業試論』『商業の本質』、直訳すれば『一般的な商業の本質に関するエッセイ』?)”を書き上げた(刊行は死後21年)。
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日本がスウェーデンになるのは50年早い。
- 2009-08-26 (水)
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社会福祉大国スウェーデン。税金と社会保険料負担が国内総生産(GDP)の50%という巨大な公共部門を抱え、年金や児童手当、傷病手当などの現金給付を国の事業(社会保険)として行い、全ての国民に平等で良質の生活を保障する社会を実現した。しかし2008年以降の世界経済危機は、スウェーデン・モデルの根幹を揺るがし始めている。福祉大国の「素顔」を現地から報告する。
この記事はとても興味深かった。一部のメディアでは盲目的に賞賛されるスウェーデン・モデルにも陰陽があるのが感じられたし、第一生々しかった。
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人はまるで 色とりどりの星のようだね
日曜日はいろいろと勉強してたのだけど、勉強すればするほど、どの考え方もそれなりに正しいんだなと思う。その一方で、どの考え方も"ポジショントーク"というか、背景に歴史的な流れ・地理経済的な事情を反映してるのかも…と気づいた。
自分なりに軸を持つのはとても大切だけど、それが絶対ではない、主義・主張に絶対はないと、改めて気づかされた。
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経済成長は偏在する?
- 2009-08-20 (木)
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「0%成長 = 2%失業」というのは、はっきりいって甘いと経済人としての私は感じる。なぜなら現在は「2%成長でも10%失業でおかしくない」時代なのだ。なぜそうかといえば、著者もうすうす気がついている。成長のルールが変わったからだ。
かつて2%経済成長というのは、全員の経済が2%成長した結果もたらされるものだった。今や違う。10人のうちたった一人が20%経済成長し、残りが頭打ちというのが現代的経済成長というものであり、実はそれすら甘く、100人のうちたった一人が10倍成長し、90人はマイナス1%成長し、そして9人はマイナス68%成長した結果平均で2%成長という姿の方が近いのだ。
何でもないところなんだけど、なぜかとても気になった。“かつて2%経済成長というのは、全員の経済が2%成長した結果もたらされるものだった。”――ぶっちゃけ、そんな時代なんて過去にはなかったはず。
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